いびきのブログ
睡眠時無呼吸の原因はストレス?~対処法について解説します~
2018年09月20日
いびきの治療
皆さんは、睡眠時無呼吸症候群という疾患をご存知ですか?
睡眠時無呼吸とは、寝ている間に呼吸が止まったり、浅くなったりする事です。
この疾患は時としてストレスから発症するため、恐ろしいですよね。
本記事では、睡眠時無呼吸の原因の一つであるストレスについて、どのように対処していけば良いか解説したいと思います。
睡眠時無呼吸の原因の一つはストレス!
現在、対人関係や疲労などでストレスが溜まっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れます。
自律神経のバランスの崩れは、ホルモンが正常に働かないなどの不調をきたす原因ともなるのです。
そして、これらによって頻繁に引き起こされる症状の一つに、喉の閉塞感があります。
喉の閉塞感は気道の狭さからくるもので、具体的には、呼吸がしづらくなります。
これが睡眠時の無呼吸に繋がってしまうのです。
また、ストレスが溜まる事で免疫力が下がり、風邪を引きやすくなるケースもあります。
すると、喉で炎症がおきたり腫れたりして気道が狭くなり、これもまた睡眠時無呼吸を引き起こしてしまう原因となるのです。
以上の事から、睡眠時無呼吸の原因の一つは、ストレスであると言えます。
ストレスは現代社会が抱える大きな問題ですから、恐ろしいですよね。
ストレスへの対処方法
睡眠時無呼吸の原因にストレスが挙げられる事が分かりましたね。
それでは、私たちは一体どのようにストレスを対処していけば良いのでしょうか。
以下、ストレスの種類と対処方法について解説します。
ストレスは大きく分けて2種類あります。
自分で気をつければストレスの原因を減らせるものと、減らせないものです。
自分で対処できるものの中には、例えば、暑さや寒さなど周囲の環境による物理的ストレス、食品添加物やコーヒーの摂取のしすぎなど体内に取り入れるものによる化学的ストレス、細菌や微生物による生物的ストレスがあります。
自分で対処できるストレスの場合、例えば、暑さ調節をしたり生活習慣を見直したりするなど、原因物質となるものを取り除けば徐々に改善されていくでしょう。
一方、社会的ストレスや心理的ストレスなど、社会の状況や他者との関わりによって生じるストレスは、原因を取り除く事が難しいため、自分一人では対処しきれない事もあります。
そういった場合は、原因を取り除いてストレスを減らすのではなく、ストレスを溜めないようにする必要があるでしょう。
社会的・心理的ストレスは、人によって対処方法が異なりますが、例えば、趣味に没頭する、運動をするなど、他に目を向ける方法もありますし、周囲の人に話を聞いてもらってすっきりする方法もあります。
いずれにせよ、ストレスは万病のもとですから、こまめに解消していきたいものです。
まとめ
今回は、睡眠時無呼吸の原因の一つであるストレスに関するお話と、その対処法について解説しました。
ほんの些細な事や自分では気付かないような事でも、ストレスは生じてしまいます。
したがって、やばいと気が付いた時にはもう手遅れという事もありますので、日頃からこまめに解消していく必要があるでしょう。
睡眠時無呼吸の原因となるだけではなく、心身ともに悪影響を及ぼすストレスを、できる限り溜めないようにして、健康な生活を送りましょう。