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なぜヒトはイビキをかきやすいのか

2018年04月2日

いびきの種類

なぜヒトはイビキをかきやすいのか

日本では、イビキをかいて寝るという言葉が、熟睡を表現するときに使われることからわかるように、イビキは悪いものではないというふうに考えられています。

しかし、イビキはそのものが異常な現象であり、様々な病気と関連しているのです。

ヒト以外の動物ではイビキをかく動物はほぼ存在しません。

ヒト以外の動物は気道も短く、また人のように仰向けで寝ることはあり得ません。

 

なぜなら、弱肉強食の動物社会においては睡眠自体まず危険を伴うのです。

意識が低下して、全身の筋肉が緩んですぐに危険に対応できないからです。

それに加えて、イビキをかいて仰向けで寝るのは

弱点である、お腹をさらけ出して、

さらに、音で、自分の無防備な姿であることを周囲に教えるようなものです。

まさに動物にとっては自殺行為なのです。襲ってくださいと言ってるようなものです。

 

イビキをかきながら、仰向けで長時間睡眠ができるのは、生物界の頂点である人間にのみ許された行為なのです。または、人間に飼われて、安全が約束された動物のみです。

 

人間以外でイビキをかく動物で有名なのはブルドックです。ブルドックはイギリス生まれのイヌの品種です。ブルドックも睡眠時に激しいイビキをかきます。さらに、ブルドックは無呼吸症候群、呼吸不全や心不全になりやすく、他の犬種より寿命が短いことでも有名です。

 

ヒトはなぜ進化の過程でイビキをかくようになったのか

イビキは生物として、動物として無防備な状態を相手に知らせるような危険な行為と言いましたが、ではなぜ、人間は進化する過程でイビキのをかくようになったのでしょうか?

進化の過程で、頭蓋骨の形の変化がまず原因の一つです。

 

言葉を喋れるようになった代わりに イビキをかく?

脳が大きくなり、食べ物は柔らかいものを食べれるようになったので、頭蓋骨が縦長に変化しました。そのとき、気道も長くなりました。気道が長くなったおかげで、ヒトは言葉を喋れるようになったのです。しかし、気道が長くなったときに、気道の周りは柔らかい組織しかなく、筋肉が緩むと、気道が狭くなり、イビキの音が発生するのです。

さらに、もう一つ、仰向けに寝るようになったのも、イビキをかく原因の一つです。

進化の過程で、背骨と骨盤が仰向けで長時間寝ることができるように進化しました。

ところが、仰向けで寝ると、下顎や舌が重力で下がって、気道を狭くするというデメリットが生じました。

 

このように、イビキというのは、人類の進化の過程で生じたモノだということがわかりますね。

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