いびきのブログ
そのいびき、放置して大丈夫?
2018年07月9日
いびきの治療
睡眠中にいびきをかいていることを知っているにもかかわらず、放置している人はいませんか。
本当にそのいびきを放っておいて大丈夫なのでしょうか。
今回は、いびきについて、大丈夫ではない、放っておくべきではないいびきの特徴と、いびきの対処法について紹介します。
放置すべきではないいびきの特徴
いびきには様々な病気が潜んでいる可能性があります。
その場合は、そのいびきは大丈夫だと放置すべきではありませんね。
まず紹介するいびきの特徴が、大きすぎる音のいびきです。
家族に注意されるほど大きな音のいびきの場合は、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。
睡眠中も自律神経が過度に興奮し、身体や心が十分に休まらず、疲労を翌日に持ち越す羽目になります。
このように自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮傾向になることも知られており、そうなると高血圧につながります。
高血圧は、心筋梗塞や脳梗塞などのいわゆる心血管イベントの発生リスクを大幅に上昇させます。
ですから、いびきが大きい人は、そのようなリスクが潜んでいる可能性を知ることが大切です。
次に紹介するいびきの特徴は、座りながら寝ていてもかくいびきです。
通常、座っている姿勢は寝ている姿勢に比べて気道は圧迫されておらず解放されています。
にもかかわらず、座っていてもいびきをかいてしまうというのは、気道が何らかの原因でかなり狭くなっているということです。
気道を狭くする原因はいくつか考えられます。
風邪などで扁桃が腫れている場合や、内分泌疾患で扁桃が腫大している場合、また、肥満により首回りの脂肪が気道を圧迫している場合などです。
いずれの場合も、気道狭窄の原因究明が、座っているときのいびきの改善につながります。
そんないびきの対処法/h2>
先ほどしょうかいしたように、いびきのなかには放っておくべきではない、大丈夫ではないいびきがあります。
自分に当てはまるかもしれないと感じたら、どのようにすべきでしょうか。
最も大切なことは、いびきを所詮いびきだと軽んじすぎず、専門の医療機関を速やかに受診することです。
高血圧が潜んでいる場合は、薬などで長期的にコントロールする必要がありますし、定期的な検査も必要です。
風邪や内分泌疾患が潜んでいる場合は、その治療を優先することでいびきは格段に改善するでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、普段かいているいびきが、大丈夫なのかどうかについて、放置すべきではないいびきの特徴とその対処法に焦点を当てて紹介しました。
家族に注意されるほどの大きな音のいびきや、座って寝ていても起こるいびきは、大丈夫ではありません。
このようないびきは、病気などが潜む可能性もありますので、速やかに医療機関を受診しましょう。