いびきのブログ
いびきはいったいどうして起こるの?
2018年07月18日
いびきの種類
皆さんはいびきをかきますか?
自分がいびきをかいていることに無自覚なことも多いです。
一緒に寝ているパートナーに指摘されて初めて自分のいびきに気付くこともあります。
今回は、そんないびきがどうして起こるのか、そのメカニズムについて説明します。
いびきがどうして起こるのかを知ったうえで、予防法を学びましょう。
いびきはどうして起こるのか
まずは、いびきが起こるメカニズムを解説しましょう。
いびきは、呼吸の際、口や鼻から吸い込んだ空気が肺まで到達する通り道である上気道が、何らかの原因で狭窄することで起こります。
この上気道は、普段の呼吸時、嚥下時に大きな役割を担っています。
今回問題の呼吸時には、軟口蓋が下に垂れ、喉頭蓋が上を向くことで、吸い込んだ空気が食道ではなく気道の方へ入るように促す動きをします。
この上気道が何らかの原因で狭くなった場合、狭い上気道を空気が無理やり通過しようとするため、空気抵抗が大きくなり、粘膜が振動し音を発します。
この振動音こそが、いびきの正体です。
いびきがどうして起こるのかを踏まえてその予防策について
いびきがどうして起こるのかわかったので、それを踏まえてその予防法について紹介します。
いびきがどうして起こるのかというと、何らかの原因による上気道の狭窄でしたね。
なので、予防策としては、その『何らかの原因』を探り対策することです。
上気道閉塞の原因は主に寝ている時の姿勢が大きく関係します。
椅子やソファに座ってうとうとしているときにいびきはめったにかきませんよね。
実は、身体を仰向けにして睡眠することで、重力により軟口蓋や喉頭蓋が喉の奥に落ち込んでしまい、空気を肺へと向かう通り道にうまく誘導できなくなるのです。
したがって、仰向けに寝るのをやめることが、いびきに対する一番の予防策です。
ただし、いびきは恥ずかしい思いをしたり、そばで寝ている人に迷惑をかけたりするだけではなく、睡眠時無呼吸症候群などの疾患と関連する場合もあるので、少しでも異変を感じた場合は自己判断せず、専門家に相談することも必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、いびきがどうして起こるのかというテーマのもと、そのメカニズムと予防法についてご紹介しました。
いびきは、空気の通り道である上気道が狭窄し、結果的に呼吸の際の上気道の空気抵抗が高まることで起きます。
なので、いびきを予防するには、上気道が狭窄しないように、仰向けで寝ることをやめましょう。