いびきのブログ
いびきに対する治療期間別のアプローチ
2018年07月3日
いびきの治療
皆さんの中に、ひどいいびきに悩んでいる方はいませんか。
いびきは睡眠の質を低下させて日中の活動に支障をきたしたり、睡眠時無呼吸症候群を併発したり、決して放置すべきものではありません。
今回は、そんないびきの治療について、治療期間別にいくつか方法を紹介します。
いびきに対する治療期間が長めの方法
いびきの原因の一つに肥満があげられます。
太っている人はその分首周りにも脂肪がつきます。
首周りについた脂肪は気道を外から圧迫し、いびきを引き起こす原因になるのです。
ですから、いびきがひどい人で肥満気味の方は、減量することが治療法の1つとなります。
この減量といういびき治療は、治療期間が長めです。
痩せるためには、個人差はありますが、数か月~数年かかります。
健康を維持するには、あまりにも急激な体重変動は避けたいですし、いびき治療としての減量は時間がかかる方法です。
ですが、肥満気味の人はぜひ挑戦してほしい方法です。
いびきに対する治療期間が短めの方法
次に、いびきに対する治療法の中で、治療期間が割と短めの方法を紹介します。
近年、いびきの治療法で注目を集めているのが、レーザーによる治療です。
レーザー治療は、日帰りで受けられる治療で、喉の奥を焼き切ることでいびきを改善させます。
レーザーによるいびき治療は、局所麻酔で済み、レーザー照射時間はたったの10分~15分で完了するので治療期間が短い方法と言えます。
もう一つ紹介したい、いびきの治療が、感染症などを治療して扁桃の腫大を抑えることです。
いびきが酷い場合、感染症などによって扁桃が腫れて空気の通り道を邪魔していることがあります。
この場合は、その原因となる感染症を治療することが最善の治療方法です。
罹患している細菌やウイルスの種類にもよりますが、病院に受診して正しい抗菌薬や抗ウイルス薬を使うことで、感染症は通常数日~数週間で治癒します。
ですから、感染症にかかっているせいでいびきが増悪している場合は、その感染症を適切に治療することで、比較的短い治療期間で改善するでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、いびきの治療法について治療期間に着目して紹介しました。
肥満気味の人がいびきを改善させるには、痩せることが一番です。
これは割と治療期間がかかる方法ですが、大切なことです。
また、レーザーによる治療や感染症を治療することでもいびきを抑えることができます。
レーザー治療や感染症を治療することは比較的短い治療期間で済みます。
専門の医療機関に相談して適切な治療を受けましょう。