いびきのブログ
いびきとめまいの関係について
2018年06月27日
皆さんは自分のいびきを気にしたことはありますか。
いびきは、他人に指摘されるまで自分では気づかないことが多いですよね。
実は、いびきは様々な病気のサインとなっていることもあるのです。
いびきとともにめまいが出現すると脳卒中の可能性があります。
今回は、いびきとめまいの関係性をテーマにお話しします。
いびきとともにめまいが起きたら?
今までいびきをかかなかったのに、いきなりいびきをかくようになった場合、もしかすると重篤な病気が潜んでいる可能性があります。
いびきに加えて、めまいが起きた場合は、脳卒中の可能性が高まります。
いびきは、何らかの原因で空気の通り道である気道狭くなり、気道内の空気抵抗の上昇によって生じます。
人の脳は、悪影響を受けると舌を落ち込ませて気道を塞ぐように働きます。
したがって、いびきが突然出現したら、脳に何かしらの異変があるかもしれないのです。
脳卒中の症状のひとつに頭痛やめまいの出現があります。
つまり、いびきとめまいが起きた場合は、脳卒中の可能性があるかもしれないということですね。
いびきとめまいがサインとなる、脳卒中とは?
いびきとめまいが起きたら、脳卒中かもしれないことは理解できましたか。
では次に、脳卒中とはどのような病気なのか紹介します。
脳卒中は、脳血管に塞栓が発生し詰まることで起こる脳梗塞や、脳血管が破たんすることで起こる脳出血などいくつかの種類に分類されます。
いずれの場合も、脳に届く血流が途絶え、十分な酸素や栄養が脳に届かなくなり、いくつかの致命的かつ特徴的な症状を呈します。
ろれつが回らない、頭痛や吐き気、片手片足のしびれなどが代表的な脳卒中の症状です。
これに加えて、先ほど紹介した通り、いびきやめまいも脳卒中を疑うべき症状なのです。
なので、突然のいびきに加えてめまいが出現した場合、決して自己判断せず、速やかに病院に行くようにしましょう。
脳卒中の早期治療は後遺症のリスクを大幅に下げることができ、その後の人生のQOLに大きく関与します。
脳卒中は確かに怖い病気ですが、その兆候のヒントであるいびきとめまいを見逃さないようにすることで、早期発見が可能なのです。
まとめ
いかがでしたか。
いびきとめまいはこんなにも関係しているのですね。
いびきとめまいは両方とも脳卒中を示唆する症状であることは理解できましたか。
突然のいびきに加えてめまいが発生した場合は、慌てず速やかに専門医を受診しましょう。
脳卒中であった場合も、早期の治療介入でその後の後遺症のリスクは大きく減らすことができます。